2008年02月29日

ユニバーサルデザインってなんだ?

ノースカロライナ州立大学のユニバーサルデザインセンター所長であったロナルド・メイス(1941-1998)が1985年に正式にペーパーで提唱した、バリアフリー概念の発展形。「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」が基本コンセプトである。デザイン対象を障害者に限定していない点が一般に言われる「バリアフリー」とは異なる。

どうしてもユニバーサルデザインにできない場合は多様な選択ができること、付加・調整できること、それでも無理な場合のみバリアフリーにすることも必要である。あるいは、生活必需品やみんなで使う公共空間や交通機関がすべてユニバーサルデザインであるならば、そもそもバリアフリーにする必要はない。

よって、「もともとバリアのない世界を最初から構築すること」を目指すのがユニバーサルデザインの真の狙いであり、バリアフリーはその世界への移行期間中における、あくまで臨時措置であることを作り手は認識しておくことが重要である。

ユニバーサルデザインを具体的に展開するためには、国民各層の「参画・連携・継続の仕組み(プロセスとしてのユニバーサルデザイン)」が重要である。そこでは、ひとりでも多くのひとの利用を念頭に、みんなでニーズや問題を調べ尽くし、考え抜き、解をつむぎ出すこと、さまざまな特性をもった使い手と作り手の各種の事業者・行政との豊かなコミュニケーション(コラボレーション)、ユニバーサルデザイン化への強い意志と地道で継続的な努力、改善が大切である。ユニバーサルデザインは「みんなをつなぐデザイン」でもある。

ユニバーサルデザイン7原則

* どんな人でも公平に使えること(Equitable use)
* 使う上で自由度が高いこと(Flexibility in use)
* 使い方が簡単で、すぐに分かること(Simple and intuitive)
* 必要な情報がすぐに分かること(Perceptible information)
* うっかりミスが危険につながらないこと(Tolerance for error)
* 身体への負担(弱い力でも使えること)(Low physical effort)
* 接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること(Size and space for approach and use)


Web ビジネスのためのユニバーサルデザイン成功の法則65




icl55 at 17:21 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! デザイン 

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